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北海道,そして日本の明日の医療を考える A企画

日本の医療を崩壊の瀬戸際から救う手だてはあるのか.それを真剣に考えるA企画です.

臨床研修医制度 1年に・・舛添さんが珍しく良い事言ったものだ

臨床研修1年に短縮検討を 舛添氏「大学教育と重複」 (3)   08/10/17

 舛添要一厚生労働相は16日、医師の臨床研修制度見直しに関する厚労、文部科学両省の合同検討会で、臨床研修期間を現在の2年から1年に短縮することを検討するべきだとの考えを示した。
 舛添氏は「卒業前の医学部教育と、卒業後の臨床研修の教育内容が重複して無駄だという声もうかがった。思い切って1年に短縮したらどうなのか」と述べた。
 その上で「プラス、マイナスがあると思うので議論してほしい」と合同検討会に要請した。

続きはA企画ホームページへ
 http://consultanthokkaido.web.fc2.com/ZZZ/OneYearRinsyoukennsyu.html
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コメント

研修医制度の否定は???

研修医に医療労働問題の縮図があっただけで、研修医制度をいじったからといって元には戻りません。
そして、元には戻させません。

研修医問題を通して、実は、普通に働く勤務医の違法な就労状態が明らかとなってきたのは、A企画の先生の御指摘の通りですが、違法性というパンドラの箱が空いた以上、時間は逆行できません

違法な宿直の問題。適正な休暇が取れない問題。不適切な時間外賃金しか支払われていない実態
・・・・
これらの課題は、これらが見えなかった時代に戻ることで解決できたといえるのでしょうか?

出直すのであれば、適法に運用されるように出なおしてもらわなければ、医療提供を止めてでも医師は逃げ出すことでしょう

おそらく結論の違いは、医療崩壊が止められるか、止められないか?ということに尽きるかもしれませんが、私は、「医療崩壊は止まらない。というか、もう崩壊しているし・・・」という立場です。
労働条件の適法化を求めることで医療が崩壊するなら、そんな医療制度というのはなくなってくれた方がありがたいと思ってます

奴隷制 って言うか・・お花畑はあるか?

Med_Lawさん コメントありがとうございます.

 「医療崩壊は止まらない。というか、もう崩壊しているし・・・」 というのは正しいと思います.

 ただ,これは,このままでよいという問題ではもちろんありません.

 かつて,研修制度の前は直接医局に入局する人の割が70%.
 今は50%です.

 また,医師不足が医師派遣を頼むのは何だかんだと言っていまでも大学です.これが大きな有力な選択肢です.

 かりに研修医制度を廃止しても,70%も医局には行かないでしょう.おそらく私は60%と予想しています.10%増えるだけでもかなり違ってくると思います.そして,これは速効性と有効性が考えられる唯一の方法です.

 他に方法があるのなら教えて下さい.少なくてもこのまま崩壊しても良いと考えている人はいません.

 これを言うと,医局の奴隷制の復活,と言う人がいますが,医局がイヤなら入らなければよい.実際,昔は30%入らない人がいた.
 
 奴隷制,っていうけど,やっぱり仕事を覚えるまでは,何でもきついんじゃないですか.お花畑ではありません.だれかが,テレビのお料理教室のように,手際よく教えてくれるわけではない.それがこの世の中でしょう.

 私は,一人前の10年目位以上で,専門医をもち,そのような年齢のドクターをもっと大事にしなくちゃいけない.世の中には労働基準法もある.それに準拠してやらなければいけない.それが主張です.

 私は前からこんなことを言っています.

 とある病院です.産婦人科医が3人いますが,皆50歳を越えてしまいました.

 5年前の平成16年にはみな40台の中頃.働き盛りです.それが,今50を越えた.そんな病院はたくさんある.

 確かに,医療崩壊は秒読みです.

医局

市立病院と大学病院、両方で研修させてもらった経験から言わせていただくと、医局「は」悪くないです。ただ、「大学病院は」最低です。
あれほど、看護師が働かない職場だとは思ってもいませんでした。当直という名の夜勤であっても、9割がたは点滴刺し。その間、看護師はステーションでしゃべっているだけ。診察するので補助についてください、と言っても、「私は勤務時間じゃないので」と椅子から動こうともしない。患者搬送も薬出しも医師の仕事。
そりゃ、大学病院には残りませんよ・・・

研修医制度を廃止すればバラ色なのか?

管理人氏は研修医制度を廃止すれば、医療崩壊に対する速効性のある対応策になるという。本当だろうか。

蠅太郎先生のブログでもさんざん述べさせていただいたが、厚労省の新臨床研修制度導入は、医療崩壊のきっかけにはなったが、それはきっかけに過ぎす、原因はもっと以前、少なくとも20年前から存在し、潜伏的に深刻化していたように思う。

原因は、

ハード的なもの
①医師の需要の拡大(福祉分野、美容外科、・・・)
②女医の増加に伴う実働医師数の減少とマイナー科指向の増加
③このブログでいうところの「清水運動」による公立病院の住みずらさの悪化
④公立病院ゆえの機動性欠如による対策の遅延

ソフト的なもの
⑤産婦人科、外科などのいわゆる「しんどい科」を忌避する傾向
⑥「楽して稼ぎたい」という最近の若者に見られる風潮の流入によるマイナー科への偏在

今、ここで、新医師臨床研修制度を廃止したとしよう。医師の強制配置ならぬ、大学医局への強制入局でも行わない限り、新研修医はどこを選んでもいいことになる。もっとも、これは新制度前からそうだった。では、新研修医はどんな科、どんな病院を選択するだろうか。

新制度を廃止したところで、⑤、⑥の風潮は残存する。そうであるならば、私は、新研修医は大学医局を選択しないと思う。以前なら大学医局を選んでいたものがなぜ戻らないのか。それは、厚労省の新医師臨床研修制度導入が大学医局に所属しなくても、いくらでも暮らしていけることを図らずも証明して見せてしまったからだ。かつても何と無くはそうだろうと思っていたが、医局制度が非常に長期にわたって存在していたことも事実であったから、皆、大学医局に対して畏怖感を抱いていた。しかし、実際にはそれは幻影に過ぎなかったのだ。

管理人氏は新医師臨床研修制度を廃止すれば、医療崩壊は止められると主張する。では、どういうメカニズムで止まるのか説明してもらおうではないか。

マッチングセンターの運営報告は当然のことながら公表されている。

http://www.jrmp.jp/
http://www.pmet.or.jp/

マッチングセンターの規模などたかが知れており、理事や評議員のほとんどが名誉職の兼任ばかり。厚労省の天下りは数人程度。人件費もそんなにかかっていない。

研修期間は短縮の方向で検討される方針だという。地域義務化がなされるにしても事務局は都道府県の設置する医療対策協議会を活用するというのが厚労省審議会の意見。都道府県に設置されるんなら、どうして厚労省の利権強化ということが言えるのだろうか。 管理人氏の主張は失礼ながら、邪推に過ぎない。

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